神も初めより判ろうとするのは無理です。神の足の指でも、くるぶしでも、ひざでも、かじりつきなさい。かじりついたら登りなさい。一心に登りなさい。嬉し嬉しとなります。
初めに大御神をつかみ得るならば、あなた達は大神です。神を求める必要も有りません。順序なるものがあり、順序良く進むべきです。
パッと世を明るくし、パッと真っ暗に天地を仕組めば、盲人(めくら)や精神病ばっかりになってしまいます。故に段々と夜明け、段々に暮れるように仕組んでいます。
一切段々です。
水晶もダイヤモンドももと土です。何憶万年を経て固り凝り成って磨かれました。
キリからピンに行きましょう。キリだけに止まっていては駄目です。神の子は精進が必要です。登るには精進が必要なのです。
目先だけ効いた盲人が多いのです。哀れなものです。牛や馬的な人生になってはいけません。如何様にでも大樹・大実になり得るように仕組んであるので、何も難しくありません。神の先達に付いてゆきなさい。