汝等(あなた達)が太陽系と名付けたる内の土玉(地球のこと)に生かさせて参った理由を聞かせます。
そもそも神に代わって「神の創り育てて置いた物」を地の倉より掘出し、掘出して物造りの技を進めさせ、神の代官奉行の役果たさせ、「嬉し嬉しの天国の世」を物でもって地上に顕(あら)わそうとする主神の祈り、言い換えれば「幸せ者のみの世」「神の世界の写し絵」地上にて見る楽しみであることは、何度も示してきた通りです。
その為にあらゆる万象生物も、神の子の為にのみ繫栄させ、又、その為だけに日、月、地の三位の配置をすら仕組み、その太陽系と称するものを保持させようとするため、宇宙諸々の大仕組み・大仕掛けをいたしてあるのです。
それ程までに神の頼りと致したヒトが今のザマとなっては、 古い神代のように神の意(い)を捉(とら)え得られないは無論、 高い霊界との交流も不可能となり、 (諸々の)罪を余りにも多く包み積み、神、ヒト、獣(けもの)の区分けすら出来にくくなり 邪悪(じゃあく)の魂すら化し果てた者も多くなってしまいました。
このままでは神の願った天国の写し絵を地上に顕わそうとすることは、おぼつかない恐れあり、いよいよ人類の大クリーニングを試す外に無いことを哀れ(かわいそう)とは思います。